8年間で2,500万円貯めた「お金を貯める4つの方法」

お金が貯まる4つの方法を実践して10年間で2,500万円貯めました

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我が家は普通のサラリーマン家庭ですし、私もパートや専業主婦で過ごしていましたが、節約に必死にならず、旅行も毎年行きながら貯める事が出来ました。

 

その方法は「貯まる仕組み」を作る事だけです。

 

その順番はこちら

お金を貯める4つの方法
  1. 「目的」と「目標」を決める
  2. 固定費を減らす
  3. 天引き貯金
  4. 投資する

当たり前のような内容ですが、その当たり前を8年間続けることで2,500万円貯まりました。

 

私が実践した具体的な内容を書いていきます。

お金を貯めるために「目的」と「目標」を決める

まずは、

  • お金を貯める「目的」
  • その「目的」を達成するための「目標額」と「期限」

を決めます。

 

以下は私の目的と目標額です

目的 目標額 期限
最低限必要な貯金 200万円 すぐ
教育資金 400万円 15年後
マイホーム資金 3,000万円 15年間
老後資金 3,000万円 2@年後
旅行資金 30万円 毎年

最低限必要な貯金

これは1年間食べていけるだけの貯金です。

まずはこれが最優先で貯めるべきお金です。

教育資金

私は1人で3歳なので、高校卒業までに国立大学分の費用を目標にしています。

私立や県外大学などの場合は本人負担と考えています。

本人が「自分が手出ししても行きたい」と思えるなら自己投資できるはずです。

(それだけ進路について自分で考えられる人間にさせるまでの日々の教育資金も必要ですが)

マイホーム資金

私は15年で完済できることを目標にしましたので、中古住宅を購入しました。

15年後は人に貸す予定です。(貸せる立地と建物を選びました)

中古住宅はリスクが高いという人がいますが、まだ建ってない新築住宅を買うのもリスクだと思います。

中古住宅なら今そこに建っているので購入前のチェックが出来ますし、瑕疵担保(かしたんぽ)責任も整備されています。

買った途端に2~3割も価格が下がる新築を購入する理由は私にはありません。

老後資金

年金で足りない金額と考えていますが、正直いくら必要なのか分からないものです。

それよりも60歳過ぎても毎月入っていくる仕組みを作る事が大事だと思っているので、長期投資や将来の不動産投資で「毎月入ってくる不労所得」を作ります。

旅行資金

趣味なので毎年旅行に行ける資金は真っ先に確保しています。

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お金を貯めるには節約ではなく「お金が貯まる仕組み」を作るのが大事

10年で2,000万円のお金を貯める方法

お金を貯めるには「仕組み作り」が大事です。

まずは固定費の削減です。

 

減らすべき固定費
  • 住居費(家賃・ローン)
  • 携帯代
  • 車費用
  • 不要な年会費

これらの「何もしなくても勝手に出ていくお金」をまず減らします。

減らし方は別記事(勝手に1,600万円貯まる3つの方法)にも書きましたので参考にしてください。

ざっくりとした「家計一覧」をつける

家計一覧表

家計簿は面倒くさいので(笑)、今では自分でつけていません。

マネーフォワードという家計簿アプリを登録すれば、自動的に家計簿を作ってくれます。

これが出来る前は、ずっと自分で何日も家計簿を作っていたので、ほんとうに楽になりました。

なんせ、スマホを見るだけで1ヶ月の収支が分かるし、貯金額も見えるんです。

私はこのアプリがないと家計管理ができないくらい、ずぼらになっています。

 

具体的な使い方は、マネーフォワードのかんたんな使い方!メリットとデメリットも紹介を参照ください。

 

これを元に「家計一覧」を作ります。

これは1年間の収入・支出・貯金額が一目で分かる表なので、これを元に今後の出費などを考えていきます。

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先取り貯金をする

「家計一覧」で毎月の支出額が分かったら、給与と支出額の差額(貯められる額)「先に」貯金します

 

最初は天引きせずに貯めるのはほぼ不可能です。

 

天引き貯金の一番のメリットは「そのお金が『ないもの』として生活できる」ところです。

人間は見た数字に引きずられる動物ですので、入金額が大きければ無意識に「これだけ使える」と錯覚してしまうのです。

 

いつもより給料が5万多ければ「5万円何か買える」と思ってしまうのです。

 

それを防ぐために「最初からお金がなかった」としてしまうことが効果的です。

 

最初におすすめするのは、会社の天引き貯金です。

会社に貯めていると、引き出す手続きが面倒なので、なかなか引き出せないため、勝手に貯まっていきます。

そして、ある程度の金額(できれば1年分の支出額)が貯まれば、次の段階に移ります。

保険を解約する

1年分の支出額の貯金が出来れば、事故や病気などで給料が入らなくなっても、1年間は食べていけます。

それだけの余裕を持ってから、医療保険や学資保険などの「何かあった時に必要なお金が出る保険」を解約します。

 

なぜなら「何かあった時」は、「1年分の貯金」で何とかなるからです

もちろん自動車保険や生命保険などの、数千万単位で必要な保険は残しておきます。

 

そして、今までかけていた医療保険や学資保険の保険を解約し、その毎月の保険料をそのまま「貯金」に回します。

「医療保険を止めよう!」というと、たいていの人は「怖い!不安!無理!」と言いますが、それは自分のリスク許容度をしっかりと把握すれば良いだけの話です。

 

むしろそれを理解せずに、何となく不安という思いだけで入っているのなら、それは無駄なお金です。

 

自分が何に対して不安なのか、

その対処法はその保険で大丈夫なのか、

ここをしっかりと考える事で、無駄に出ていくお金を止める事が出来ます。

 

保険の解約が不安という方は、こちらの記事(私が医療保険を止められた2つの理由)を参考にしてください。

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貯まったお金を投資で運用する

NYダウの5年間の上昇率

天引き貯金や保険の解約などで資産が増えてきたら、最低限の貯金以外は「投資」に回します。

 

「投資なんて怖い!無理!」

と言われますが、全財産を日本の定期預金にしている人の方がよっぽど怖いです。

どれくらい怖いかというと、FXで自分の全財産を円で買っているのと同じことです。

 

FXは短期投資の代表的なもので、よく数千万円失ったという話を聞いて怖いと思いますよね。

でもほとんどの国民が、FXしている状態にあるということをみんな知りません。

そして知らないから怖くないのです。

 

医療保険と同じで「入ってなかったら不安」という漠然とした状態のまま過ごすのではなく、「今何が不安で、どうしたら安心できるのか」をしっかりと知る事が大事なのです。

 

FXとは、簡単に言えばドルやユーロを買って、円との差額で儲けるという投資法です。

なので、全額円で持っているということは、ドルの価格が変われば全資産が目減りするという状態なのです。

 

「日本に住んでるのにドルとか関係ないよ」

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と言われますが、その日本で生きていく為には輸入が必要です。

円安(円の力が弱くなる=安くなる)になれば、輸入するためのお金が増えます。

 

1ドル100円でパンを買っていた場合。

1ドル120円になれば、同じパンなのに20円多く出さないと買えなくなるのです。

 

この時100円しか持ってなければ、もうパンは買えません。

この時1ドル持っていれば、120円に両替できるのでパンが買えますよね?

このように円だけしか持っていなかったら、気が付かないうちに自分の資産が83%に目減りするのです。

 

これを防ぐには「分散投資」しかありません。

分散投資とは、円以外のいろんな資産に分けることで、自分の資産が目減りしないように予防するということです。

 

誰も「バクチのような投資をして、資金を100倍にしましょう!」という話ではありません。

まずはドルや投資信託などの身近でリスクが少ない商品から始めるのが大事です。

貯まったお金で「積立投資」をはじめよう

毎月の天引き貯金を使って「投資信託」を毎月購入していきます。

 

投資信託とは、株や債券や不動産などの「円ではない資産」に「少額から投資できる」商品です。

 

この「少額から」というのが一番大事で、相場を知らずに一気に株や不動産に手を出すと大損してしまいます。

 

それに対して「投資信託」は、色々な資産運用を小分けにして販売してくれるので、まずは100円からでも投資を始める事が出来ます。

 

そして「投資信託」にも色々ありますが、最初に行っておくと99%の投資信託は損をします

 

何故なら手数料が高すぎて増えないからです。

 

それなのに証券会社や銀行では、そのような損する商品ばかりをすすめられます。

何故なら自分たちが手数料で儲けるから。

 

これを防ぐには、

・手数料が少ない商品

を探すのが一番です。

 

当時はつみたてNISAもなかったので、「一番手数料の安い、毎月積立のインデックス型」を毎月購入しました。

投資信託の具体的な商品については、分かりやすい投資信託の話と始め方を参考にしてください。

 

私は毎月5万円を積立投資して、10年後に250倍になって帰ってきました。

これはリーマンショック後からで時期も良かったですし、銘柄にもよりました。

 

でも一番大事なのは「毎月上がっても下がっても一定額を買い続ける事」です。

そしてその金額は「なかったもの」として暮らしていけば、何のストレスもないのです。

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お金を貯める事も大事だけど、使うことも大事

我が家では、旅行資金は真っ先に確保します

何故なら、すべて貯めこんでしまうと、今の生活が楽しくないからです。

 

私の最初の目的は「無理せずに、楽しく暮らすようにする」です。

楽しく暮らす、というのは老後の話ではありません。

今、現在が楽しくなければ、未来も楽しくないからです。

未来の為に、必要以上に今我慢する必要はありません。

 

将来の為といって一生懸命働いたお父さんが、妻や子供たちを見ていなかったからと、定年になってから離婚されるようなものです。

今、一生懸命頑張るのも大事です。

でもそれ以上に、今、家族で過ごす時間も大事だと思っています。

なので、家族で楽しむためのお金は必ず確保しています。

通帳はまず3つ

通帳はいくつ持っていますか?

通帳は、最低でも3つは作りましょう。

出来れば、貯めるべき項目ごとに通帳を作るのもおすすめです。

3つの通帳

1.生活用の通帳(すべて使い切っても良い)

2.貯蓄用の通帳(※天引き貯金もこれ。マイホーム資金や老後資金など)

3.教育資金用の通帳(他の資金と絶対混ざらないように)

生活用の通帳には「2~3ヶ月分の生活に必要な金額だけ」を置いておきましょう。

そして毎月1ヶ月分の生活費を入れていきます。

 

1の「生活用の通帳」は、使い切っても良いと思える額を残しておきます

そうすれば、急に大きな出費があっても、生活用の通帳だけで賄えます。

 

せっかく貯めている積立の通帳からお金を出すことがないようにしましょう。

お金が足りないからと、積立の通帳から出していると、テンションが下がります。

 

「せっかく貯めたのに、これじゃ増えない・・・」

というようなネガティブな気持ちになってしまいます。

 

その為に必要なことは「現在貯められるだけの金額」を天引きにすることです。

無理して積立をしても、取り崩していたらいくら貯めているのか分からなくなります。

貯蓄用通帳は見ない

お金が貯まるもう一つの方法は「貯めているお金はないものとして考える」です。

いくら貯まっている、と考えるのも楽しいのですが、気が大きくなることがあります。

 

数百万貯めても、「これだけ貯めたから、少しくらい使っても良いか」という気のゆるみが出てきます。

 

「このお金はうちにはないもの」とすると、そもそもそんな気持ちはなくなりますので、ぜひ、貯蓄用通帳は見ないようにしましょう。

投資信託の収支も1年に1回確認するくらいで良いです。

上がったり下がったりしていると一喜一憂していると、他の投資信託が良いんじゃないか、などの考えが出てきます。

 

インデックス投信は、ほったらかしで貯まる投資方法です。

一度仕組みを作ってしまえば勝手に貯まるので、そのまま「なかったもの」として生活しましょう。

楽しんで貯金をしよう!

ここまでしていたら、いつのまにかお金が貯まっている家庭になっているはずです。

あとは、毎日使う金額は「自分が楽しいもの」や「おいしいもの」に使う事ができます。

 

ストレスを貯めずに、楽しんで貯金をしていきましょう!

 

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ABOUTこの記事をかいた人

FPのけいです。 夫・息子(3歳)・猫の4人暮らし。 結婚後【230万円の大赤字】だったダメ主婦が、9年で【3,000万円】貯めました。 ・かんたん家計簿の付け方 ・無理しない節約術 ・お得なポイ活 ・初心者向けの投資方法 などを発信しています。 LINEもやってます!