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主婦でもお金を貯めたい!
でも毎日の生活費で貯金ができない、と思っていませんか?
お金を貯める方法は、実は節約ではありません。
固定費を減らす
これが一番大きくて簡単に貯まる方法です。
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目次
固定費は「短期間」に「一気」に減らす
減らすべき固定費は、以下の項目です。
- 住宅ローン
- 保険料
- 通信費
- 自動車
これらの特徴は、
「一度しっかりと見直せば、後はほったらかしで貯まっていく」
です。
そして金額の大きな順から見直します。
住宅ローンを減らす
住宅ローンは、金利差がある場合は借り換えをします。
現在、住宅ローンの金利はいくらですか?
その金利と、現在の金利を比べてください。
現在(2018年7月現在)
フラット35・・・1.315%
10年固定・・・・0.7%
10年変動・・・・0.72%
変動・・・・・・0.428%
これは、過去最低水準に近い数字です。
これらより1%以上高い場合は借り換えをおすすめします。
例えば、
- ローン残高3,000万円
- 20年ローンが残っている
- 固定2.5%で借りている
この場合の返済利子は、総額815万円です。
住宅ローンを借りているだけで、815万円も多く支払するのです。
例えば手取り30万の方なら、2年2か月も利息を払うだけに働いているのです。
これを10年固定、0.7%で借り換えをすれば
返済利子は、総額215万円となります。
(※10年後も金利0.7%と仮定)
これだけで、600万円の貯蓄が増える事になります。
(※借り換え手数料等は考慮せず)
もちろん0.7%は10年固定なので、10年後の金利は分かりませんが、それでも10年間分の利子だけでも相当な金額です。
まずはこの間に利子分を貯金しておけば、住宅ローン控除が終わるタイミングで繰り上げ返済を一気にすることが出来ます。
借り換えについてはこの記事「得する住宅ローンの選び方!知らないと500万円損することも!?」を御覧ください。
保険料を減らす
そもそも保険とは、ギャンブルです。
よく考えてみてください。
- 毎月5,000円の宝くじを買って、当たったので3,000万円もらった。
- 毎月5,000円の生命保険をかけて、死亡したので3,000万円もらった。
どう違いますか?
実はどちらも同じことです。
宝くじがあたる確率にかけて毎月宝くじを買うか、
死亡するという確率にかけて毎月保険に入るか、の違いです。
保険の仕組みは、ギャンブルと同じです。
違うのは、
「死亡時に必要な費用を得るために、お金が支払われる」
という前提です。
本来、保険というものは、
「自分が支払えないほどの大きな金額を貯められない時に、少ない掛け金をかけることで、万一の時に大きな金額を手に入れられる」
仕組みです。
ですので、
「自分が支払える金額」であれば、保険は辞められるのです。
保険は掛けないといけないという思い込みがありますが、お金持ちは保険に入っていません。
なぜなら、万一のときは自分の持っているお金で対応できるから。
お金がない間は保険を活用し、お金が貯まったら、保険からは卒業しましょう。
保険を解約したいけど不安でたまらない、という方はこちらの記事(私が医療保険を解約した2つの理由)を読んでみてください。
必要な保険金額って?
それでは、本当に必要な保険金額はいくらなのでしょうか。
死亡保険など、万一のときに3,000万円かけている方も多いでしょうが、死亡した場合に必要な費用は本当に3,000万円ですか?
独身サラリーマンで社会保険や厚生年金に入っている家庭と、自営業で子どもが3人いる家庭の必要な費用は全然違いますよね。
保険販売員は保険を売るのが仕事ですし、毎月のノルマもあります。
自分の商品を売らないような話はまずしません。
私も保険の相談をした事がありましたが、言葉巧みに「不必要な保険」をすすめてこられました。
誰もがそうだとは言いませんが「この保険は乗り換えた方が良いですよ」とは言っても「この保険を解約した方がおすすめですよ」とは言いません。
それは自分で決めるものだからです。
また、FP(ファイナンシャルプランナ)でも「無料の保険相談」はしてはいけません。
相談料が無料なら、その方の給料はどこから出ているのでしょうか?
不必要な保険に毎月3,000円、20年かけるだけで、72万円も捨てていることになるのです。
きちんと「その72万円の保険は不要ですよ」と教えてくれるFPの方に有料で相談する方がお得ではないでしょうか?
医療保険はいらない
上記の考え方でいくと、
医療保険は、入院時に必要な金額を賄えるなら、入る必要はありません。
具体的に、
- 30歳男性で、
- 入院給付金5,000円が120日でる終身保険が、
- 月2,200円で60歳払い込み入っている場合。
支払われる入院給付金の総額は、5,000円×120日=60万円です。
それに対し、支払う保険料は、2,200円×12か月×30年=79万円です。
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終身だから、80歳か90歳になったときには入院給付金が出るからもったいなくない、と思われる方もいますが、
厚生労働省が発表した平成26年の平均在院日数等は、「33.2日」となっています。
これは年々減少傾向ですので、現在ではもう少し短くなっている可能性もあります。
ということは、この保険に入っていても、もらえる金額は5,000円×33日=165,000円です。
毎月2,200円を積立しておくと、6年貯めて、165,000円を手元に置いておけば、この保険は必要ないことになります。
がん保険も同様で、100万円出る保険ならば、100万円貯めた時点で止めます。
このように、お金を貯める事で、不要な支払が減らせるのです。
一気に解約しなくても、だんだんと貯まったら一つずつ解約することをおすすめします。
学資保険もいらない
また、学資保険は、「保険」ではなく「貯金」です。
保険の要素は、契約者死亡の際には払い込みは不要の部分ですが、これも、死亡保険で対応すれば良いだけで、判断基準は純粋に、
効率よく貯金できるか否かです。
学資保険は、18年後に115%もらえるなど、リスクが少なく、お金が貯まるように見えますが、年利に換算すると0.8%です。
また、インフレには対応しないため、もし将来10%のインフレが起きた場合でも、元金と利率は全く変わりません。
2019年には消費税が2%上がるのですから、2%のインフレと同じ事が起こるのです。
現在はマイナス金利というくらいに金利が少ない状態で、18年固定の低金利で貯金し続けるという貯蓄商品です。
更に、途中で引き出すと大幅にもらえる金額が少なくなるどころか、元本割れの危険性もあります。
純粋に貯蓄するのであれば、定期預金や投資信託で増やした方が、将来のインフレにも対応できるし、もらえる金額も大幅に違っています。
通信費を減らす
通信費はいくら払っていますか?
うちは携帯2台で、月2,500円です。
これは簡単で、
格安SIM
携帯+タブレット
の2つで運用しているからです。
高額な3大キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で、数万円出している場合には、ぜひ乗り換えを検討してください。
本当は3大キャリアでも安くあがる(どころか儲かる)方法がありますが、かなりの知識が必要になりますので、まずは格安SIMから入った方が良いかと思います。
格安SIMにするにはこちらの記事(私がiPhoneでも家族の通信費を月2,500円にした方法)を参考にしてみてください。
格安SIMのキャンペーンに関する記事はこちらから。
自動車を減らす
自動車は、本当にお金がかかります。
自動車がないと生活できない地域であれば軽を、そうでなければカーシェアリングなどを活用も考えましょう。
また、車も「新車」が一番高くつきます。
数年落ちの中古車が経費的にはおすすめです。
固定費の削減で浮いたお金で投資をする
上記の固定費の削減で、毎月3~5万円は浮いたかと思います。
それを全額、投資します。
投資!?と聞くと、敷居が高くて私にはできない!という方が多いですが、定期預金も投資です。
しかも、資産が「円」だけという極めてリスクの高く、利息が0.1%以下とリターンの少ない投資法です。
投資の格言で、「卵はひとつのカゴに盛るな」という言葉があります。
これは、一つの運用方法に偏っていたら、もし何か起きた場合には、暴落するからです。
極端な話、日本が倒産したら、日本円は紙くずです。
そうならないためにも、資産はいくつかに分散して投資しておきましょう。
おすすめはインデックス投資一択
投資信託のおすすめは、「インデックス投資」一択です。
これは何かというと、簡単に言えば、「全ての会社に投資する」ということです。
日本であれば、日本のすべての会社の株価の平均が「TOPIX」です。
アメリカであれば、主要500社の時価総額平均株価が、「S&P500」
これらを毎月購入するように設定することで、資産運用は終わりです。
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つみたてNISAとiDecoを活用しよう
現在、国が推奨する制度として、
- NISA(つみたてNISA)
- iDeco
があります。
これらは、ざっくり言うと、この枠を使って投資をした場合、税金はかけないよ、という制度です。
税金といっても20%あるので、それが取られないでまるまる増えるのは大きなメリットです。
他の特徴はまた別にご紹介しますが、まずは
- つみたてNISAで毎月3.3万円を投資する
- iDecoで毎月1.2~2.4万円を投資する(※金額は人により違います)
で、あとはほったらかしで貯まっていきます。
この5万円を毎月投資し、3%利率だった場合、複利計算で、
10年で700万円
20年で1,600万円
になります。
これが、ほったらかしで貯まる金額です。
しかも、普段使っているお金を全く考慮しないで貯まる数字です。
どうですか?
これだけほったらかしで貯めてみようと思いませんか?
まとめ
まとめます。
・固定費を見直すのは、住宅ローン・保険料・通信費・車費など
・住宅ローンは借り換えで数百万得する場合がある
・保険とはギャンブル。本当に必要な保障を「有料」で相談しよう
・通信費は格安SIMで激減できる
・車は金食い虫。手放すか中古車がお得
・浮いたお金を投資信託に回そう
固定費の見直しは正直大変です。
住宅ローンの場合ならたくさんの書類を書いたり持っていったりと、面倒な事ばかりですし、保険なら本当に必要な保険はどれかの選択をするのは一人では難しいでしょう。
でもそこを頑張って見直せば、あとはほったらかして貯まる家計に変わるのです。
毎月いつのまにか減っていくお金を見つけてストップ出来れば、毎月のパート代に匹敵するほどの貯金が増えていくのです。
「固定費は変えられない」という頭を捨てて、もうひとつの「お金の貯まる元」を自分の手で作り出しましょう。
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