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- 自分にどんな保険が必要なのか分からない
- どの保険に入ったら良いの?
- いらない保険を見分ける方法は?
保険って「入らないといけない」と思っていても、どんな保険が必要なのか分かりませんよね。
- 絶対に入らないといけない保険
- いらない保険の見分け方
についてお話しします。
要約すると
- 必要な保険は「万が一の時に大金が必要なもの」だけ
- 保険とギャンブルは一緒
- 得する保険はない
- 保険は最小限にしないと貧乏になる
こんな話をしていきます。
ところで、20人に1人が25万円当たる宝くじを毎月買っていますか?
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そもそも保険って?
保険って、ギャンブルと同じ仕組みです。
冒頭でお話しした、20人に1人が25万円当たる宝くじを、毎月2,000円分買っていますか?
え?買ってない?
でも医療保険は入ってますよね?
医療保険は、20人に1人が25万円当たる保険です。
保険とは「毎月少ない保険料で(事故などの)万が一の時に大金がもらえること」ですよね。
ギャンブルも「少ない掛け金で、万が一で出た大金をもらうこと」です。
本質は一緒なんです。
違うのは一つだけ。
「その万が一が起きたら、破綻するほどの大金が必要なのか」です。
さて、本当に必要な保険って何でしょうか?
絶対に入らないといけない保険とは?
先ほどの「毎月少ないお金を払って、足りないほどの大金が必要になった時のために備える」のが保険なら、どの保険が絶対に入らないといけない保険でしょうか?
答えは、
- 火災保険
- 自動車保険
- 生命保険
この3つだけです。
「足りないほどの大金」が必要な万が一って、
- 家が燃えた(再建するのに数千万)
- 車で事故を起こした(一人あたり1億以上)
- 大黒柱が亡くなった(その後の生活費数千万)
これら「数千万〜数億」の場合です。
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入る必要のない保険とは?
では、「足りないほどのお金が必要になった時のために備える」のが保険なら、入る必要のない保険って何でしょうか?
医療保険
「月々1,500円の掛け金で、入院したら1日5,000円が3ヶ月間もらえますよ」という保険ってありますよね。(具体的にどことか言いませんけど)
なら、入院した場合にもらえるお金は最大で、5,000円×3ヶ月=約50万円です。
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しかし実際の入院期間は短く、平均すると半分ほどしかもらえないので、25万円とします。
なら、25万円を持っていれば、必要ない保険です。
と思いますよね。
- 宝くじで25万円当たる確率が20人に1人
- 毎月2,000円を10年間(=24万円分)宝くじを買い続ける
当たっても25万円か・・・毎月2,000円もかかるなら、その分貯金しておこうかな
と考えますよね。
これって、この医療保険と同じ仕組みです。
- 入院して25万円もらえる確率が20人に1人とする
- 2,000円を10年間払う=24万円を失う
ちなみに、先進医療は数万分の1の確率で300万円ほど当たるギャンブルと思っても、入りますか?
「保険」だから必要。「ギャンブル」だからしない。ではなく、この保険は自分にとって必要だと思うものだけ入りましょう。
貯蓄性保険
保険の基本は、掛け捨てです。
なぜなら保険とは「少ない掛け金で、万が一の大金を手に入れる」ためなので、貯蓄する機能ではありません。
掛け捨て料が辛いからと、貯蓄もできますよという言葉に乗せられますが、貯蓄は別でした方が貯まります。
貯蓄性保険は、保険部分と貯蓄部分で分かれてます。
- 保険部分:掛け捨て部分。全額損する
- 貯蓄部分:投資なので手数料分損する
要するに、貯蓄性保険でも、保険料部分は確実に損して、貯蓄部分は手数料分は損します。
なので、貯蓄部分は、損しない貯金方法に切り替えましょう。
必要な保険の見極め方
自分の持っているお金で安心できる基準は、人それぞれです。
「手元に10万円あれば安心」という人と「手元に1,000万円ないと不安」という人は、実際にいます。
300万円は持っていないけど、たとえ数万分の1の確率でも、先進医療が受けられないと思うと不安で眠れないなら、先進医療をつけた方が、心の安定のために必要です。
それは、生活スタイルや性格によっても変わるので、どれが正解ではありません。
しかし、この「今持っていない大金をもらえる」という保険の原則をしっかりと思い描いていれば、お金がたまれば保険は止めて良いんです。
必要な保険料(火災・自動車・生命)は、月2万円程度で充分保証されます。
自動車保険の車両保険なども、車が壊れても家が破産するほどの金額にはなりませんよね。
医療費は100万円の貯金を「万が一の保険用」と置いておけば、医療費に入る必要はありません。
貯蓄性保険は、投資と保険を分離しましょう。
月10万円ほどの保険料を払っている方も多くいます。
中身をよく見ると、貯蓄性保険が多かったり、多すぎる保証をつけている人も多いもの。
実際に必要のない月8万円を貯金すれば、年100万円を貯めるなんて簡単です。
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