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最近、「家売るオンナの逆襲」というドラマが好きです。
「家売るオンナの逆襲」は、不動産会社に勤める三軒屋万智(さんげんやまち)という女性が、様々なお客様に対してぴったりの家を売るという話です。
その中でマイホームを購入する際に、すごく大事な事を話していました。
それは、
- 自分の価値観に合う家をさがす事
- 自分の価値観の見つけ方が大事
ということ。
「そんなの当たり前じゃん」 と言われそうですが、意外に自分の価値観にぴったりの家を買っている人は 少数です。
マイホームで苦しむ人がいるのは、この価値観がしっかりと 分かっていないことが原因です。
ここでは、
- 親の価値観をはねのける方法
- 自分の価値観を見つける方法
について詳しく話したいと思います。
【これ以降は、 家売るオンナ第4話のネタバレを含みます】
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目次
「家売るオンナの逆襲」第4話は父親が娘夫婦にマイホームをプレゼントするという話
「家売るオンナの逆襲」第4話をざっくり話すと、定年を迎える両親が、まだ若い娘夫婦に退職金で家をプレゼントしようという話です。
父親は、自分の価値観に合う物件をあげたい。
しかし娘は、そんな古臭い家は欲しくない。
娘婿も、無理に頑張って出世しなくてもいいという、今時の20代夫婦です。
そこで三軒屋万智ことサンチーは、
「 娘のことばかり考えて、無理に家を買ってあげるのではなく、今後は夫婦二人が幸せになる家を購入すべき」
と、 妻が長年夢だった喫茶店付きのマイホームを7000万で売ります。
そしてにも娘夫婦には、
「自分たちの身の丈にあった家を自分たちの力で買うべき」
と、古い団地をリノベーションした 1500万のマイホームを売ろうとしました。
娘夫婦が嫌がるかと思えば、意外にも娘婿は35年もローンを抱えるのは不安だったし、娘も自分たちの理想の家が買えると大喜び。
これでめでたしとなり、、、ません。
最終的には、ライバルの男が、より娘夫婦の価値観に合う「矢沢永吉仕様」 になったマイホームを買わせてしまうのです。
ここで大事なことは、両親と娘の価値観は全然違うということです。
「家売る女の逆襲」第4話で本当に言いたかったことは「マイホームを選ぶ時に大事なことは自分の価値観」
多くの親世代が、
- 結婚して子供を産み
- 3000万前後のマイホームを
- 35年ローンで買う
という価値観があります。
それは、高度経済成長期なら必ず給料が上がり、土地の価値もどんどん上がっていたので、早めにマイホームをローンで買うことがお得であり、みんなの正解だったからです。
でもバブルが崩壊して、その価値観も崩壊しました。
バブル後の平成生まれの子供達は、
- 給料は上がらない
- 土地の価値も上がらない
- 将来が保証されていない
という3重苦なんです。
でも 親世代にはその感覚は分からない。
それが悲劇の始まりです。
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マイホームを選ぶ時に親の価値観に合わせる必要はない
誰しもプレゼントされるのは嬉しいです。
しかしプレゼントには相手の思いが乗っかってきます。
親は、半世紀ほどの間、同じ価値観で固まってしまっています。
それを今から私たちの価値観に変えることは、残念ながら不可能です。
なので、自分たちの人生は自分たちで責任を取る、という覚悟を持てたら、親の価値観を跳ね返すことができます。
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親は結局、子どもが心配でたまりません。
だから「もう大丈夫だよ。自分で道を選べるよ」と、親離れする儀式が必要なのです。
マイホームを選ぶ時の自分の価値観って意外に分かってない
自分の価値観とは何か、と言われて即答できる人はあまりいませんよね。
それは 自分の心の声を聞く余裕がなかったから。
不動産業をしていて実感していましたが、本当に自分の欲しい家をイメージできている人はほぼいません。
家を探しに来る時によく言われるのが、
- 4 LDKで
- リビングが広く
- 南向きで
- 収納が多い
というのはただの条件であって価値観ではありません。
価値観とは、「その家で家族がどう過ごしたいのか」の一点です。
例えば、
- 子供とリビングで一緒にいたい
- 自分の趣味に没頭したい
- 好きな家事をゆとりをもってしたい
- 両親と同居したい
- 緑に囲まれて癒されたい
- 大事な猫と暮らしたい
という、将来のイメージが絵で浮かぶものです。
そのイメージが浮かばないんだけど、どうしたらいいの?
と不安になったあなた。
大丈夫です。
次の方法で自分の価値観を見つかりますよ。
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自分のマイホームの価値観の見つけ方はメモに書く事
自分が何をしてたら幸せなのかは、日々の生活が忙しくてついつい置き去りにされてしまいます。
なので、小さなメモ帳を用意しましょう。
そこに、毎日ちょっと嬉しかった事を即座に書いてください。
もちろんメモ帳アプリでも良いです。
コツは【即座に】です。
自分が何に幸せを感じるかは、意外に分からないものです。
無意識を意識するために、メモに書き出して自分の目で見直すのです。
そして、書き出し続けると、
「あれ、私ってこんな事で幸せを感じてたんだな」
と気付く瞬間があります。
特に、家族や親しい友だちとの何気ない話に隠れています。
※ただし、話してる最中にいきなりメモを取り出すと、変な人と思われるので、できれば分かり合える 親友との時だけにしてくださいね。
価値観は自分が嫌に感じた事に大きく出る
楽しいことだけをメモ帳に書いていると、意外に浮かびません。
それよりも嫌なことや辛いことの方がどんどん出てくるのではないでしょうか。
実は価値観は「自分はこれだけは嫌!」
という部分に大きく現れます。
なので、嫌なことがあったら
- 何が嫌だったか
- どうだったら嬉しかったのか
と、二段階で書くと自分の価値観が明確になります。
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まとめ
まとめます。
- マイホームに対する親の価値観は変わらない
- 自分の価値観も変わらない
- 穏便にキッパリと違う事を意識する
- 親離れの儀式をする
- 自分の価値観は普段見えない
- メモをつけると価値観がはっきりする
- 嫌いなことは裏返しの価値観
ちなみにけいの価値観は、
「お金が大好き」なんですが(笑)
実は、
「怖がりで不安だからお金に頼っている」
部分が大きかったのが分かりました。
同じように家も、
- 広くて何もない空間が好き
- 別に古くても気にならない
- モノが多いと辛くなる
- いつでも引っ越せる状態でいたい
- 家事は最低限がいい
という感じなので、今の家にお金をかけるよりも、他の好きな部分や安心できる事にお金をかけることが自分の幸せに繋がると分かりました。
これは私だけの価値観です。
あなたも自分の価値観を見つけて、家族が幸せに過ごせるマイホームがみつかると良いですね。
失敗しない住宅ローンについては、
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